■「地域の編集学校 四万十川源流点校」開講のねらい
高知県津野町四万十川源流点エリアは、日本最後の清流「四万十川」の源流点をはじめ、豊かな自然環境が魅力で、「知る人ぞ知る」観光スポットとなっています。ただ、アウトドア観光が主体のため、天候やシーズンで観光客数が大きく異なることや、観光産業の担い手不足なども課題となっています。
「地域の編集学校 四万十川源流点校」は、四万十源流点エリアに新たな価値をつくるエリアリノベーションの担い手を養成するプログラムです。
■メイン講師 指出一正ソトコト編集長からのメッセージ(地域の編集学校 四万十川源流点校の開講にあたって)
『地域でトークイベントを重ねる中で、「編集」という行為が、従来の意味合いを飛び出して、まちづくりやコミュニティづくりに大きな作用をもたらしていることを感じています。
「まちを編集する」というフレーズは、地域社会や文化に多様性が求められ、さまざまな年代や嗜好の人と何かを行うことが求められるこれからの地域づくりに、さまざまな世代や関 心層をつなぐ共通言語としてうってつけです。
ソトコト流のソーシャルなまちづくりを「編集」という視点から学びながら、楽しく新しいスタイルで活動してもらいたい。そんな思いをこめた講座として、「地域の編集学校」を、僕の大好きな高知県津野町四万十川源流点エリアで開講します。』
2018年11月 ソトコト編集長 指出一正
■講師・メンター
★メイン講師 指出一正雑誌「ソトコト」編集長
月刊『ソトコト』編集長。1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、静岡県「『地域のお店』デザイン表彰」審査委員長、奈良県「奥大和アカデミー」メイン講師、奈良県下北山村「奈良・下北山 むらコトアカデミー」メイン講師、福井県大野市「越前おおの みずコトアカデミー」メイン講師、和歌山県田辺市「たなコトアカデミー」メイン講師をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「わくわく地方生活実現会議」委員。内閣官房「水循環の推進に関する有識者会議」委員。環境省「SDGs人材育成研修事業検討委員会」委員。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。趣味はフライフィッシング。
★ゲスト講師
坂本大祐氏 商業デザイナー
1975年 大阪府大阪狭山市出身。都市部で働いていたところ、身体を壊したのを機に、山村留学で中学生の頃に暮らした東吉野村へ移住。村に在住し、商品や店舗のデザインなどを手がけ活躍中。生活は正反対になったが、自分にしかできない仕事へとシフトできた今の生活が気に入っている。
現在は奈良県・東吉野村・移住したクリエイター陣とタッグを組んでつくった「OFFICE CAMP HIGASHIYOSHINO」を運営中。
★ローカルメンター
竹村弓理氏 高知県津野町移住相談員
1984年津野町生まれ。高校生時代に放送部でアナウンスや番組制作を経験したことから、卒業後はケーブルテレビ会社に就職し、取材を担当。結婚を機に退職し地元津野町に戻り、現在は、小学生の息子と娘に癒されながら、津野町役場で移住相談員として勤務。相談者のサポートや県外のイベントに出向き、移住希望者と地域を繋げるお手伝いをしています。
■対象者および参加条件等
◎地域づくり、ローカルプロジェクトなどに関心がある方で、全2回の講座(津野町内で開催)に参加可能な社会人、大学生の方。
◎PCスキル(Word)及び自宅等にインターネット環境のある方。
■募集人数
20人程度 ※応募者多数の場合は抽選といたします。
■応募締切と結果通知
締切/平成30年12月13日(木)まで 結果通知/12月14日(金)※電子メールでのお知らせとなります。
詳しくは下記の募集要項をDLしてご覧ください!