地域独自の歴史や文化資源に着目し、地域のアイデンティティ確立や、観光・交流の拠点として、全国各地で「地域ミュージアム」が整備されてきました。一方で、市町村合併や行財政改革により、縮小や閉館になることも少なくありません。
いま一度、地域ミュージアムが、地域づくりに貢献する役割を見出していくことができないか。会長・藤原洋のこうした想いから、平成23年、研究者や地域ミュージアム関係者の皆様と共に「全国地域ミュージアム活性化協議会」(事務局:(一社)鉄の歴史村地域文化研究所)が立ち上がりました。
これまで、ミュージアム連携による地域の魅力発信や地域ミュージアムを拠点とした地域再生の仕組みなどの調査研究に取り組んできました。
私たちは、地域文化活動の柱として同協議会の活動を支援しています。
この度、同協議会が会員の皆さまにお届けしている機関紙「地域ミュージアム」の第3号が発行されました。全国各地で地域に文化をつくり出し、それを根付かせようとする地域文化の「つくり手」の方々を訪ね、地域における文化創造の取組みやつくり手たちの思いを取材しています。
●「地域ミュージアム」vol.3の発行について(全国地域ミュージアム活性化協議会HP)
同協議会では、活動趣旨に賛同いただける方々のご入会を募集しています。協議会の活動やご入会に関する詳細については、下記HPをご覧ください。