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松江市:「文化行政のあり方検討」のための基礎調査

  • プロジェクト … 文化行政のあり方検討委員会運営支援
  • クライアント … 松江市

令和3年3月30日、島根県松江市で「松江の文化力を生かしたまちづくり条例」(以下、「条例」という。)が施行されました。
条例制定と併せてこれを実現するための「松江市伝統文化芸術振興計画」が策定され、これらは、「松江市文化行政のあり方検討委員会」で検討されました。

弊社では、「市民アンケート調査」や「文化の担い手および識者の方へのヒアリング調査」など、検討のための基礎資料を提出し、検討の支援を行いました。

「松江市伝統文化芸術振興計画」は、めざすべきまちの姿の実現に向けた実効性を確保するとともに、誰もが力をあわせて松江の伝統文化芸術振興に取り組むための基本的な考え方を共有するため、策定されたものです。

まちづくりや観光施策などの土台となる松江の歴史・伝統・文化を深掘し、松江市の施策に反映させるために、市民の意識やニーズを把握するため、以下の調査を実施しました。

【活動内容】

1.市民アンケート調査
舞踊や音楽、お茶、古典といった松江市の幅広い文化に対する、市民の興味関心やニーズを把握し、市民からみる「松江らしさ」や、文化的なまちであるために必要と思っていること等、文化に対する市民の認識を調査し、分析を行いました。

2.ヒアリング調査
松江を特徴づける伝統工芸や和食、和菓子、華道、また堀川遊覧や松江城での観光ガイド、旅館経営者、ミュージシャンなどの文化活動関係者、研究者や識者など、約20名の方にヒアリング調査を行いました。
松江の文化の特徴や奥深さ、また文化を継承し、新たに創造・発展させていくための課題、それぞれの思いをお話しいただいた上で、整理・分析を行い、条例制定及び計画検討のための基礎資料として活用いただきました。

「松江市伝統文化芸術振興計画」資料
bunkakeikaku.pdf (city.matsue.shimane.jp)

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